キーマップを変更するには①VIAを利用する②Remapを利用する③QMK ConfiguratorとQMK ToolBoxを利用する④設定ファイルを直接書き換える等の方法があります。ここでは③QMK ConfiguratorとQMK Tool Boxを使う方法を説明します。VIA対応のキーボードの場合①VIAを利用する、または②Remapを利用するのがおすすめです。
(この記事は2020年7月、API v01をもとに書いています。)
1.QMK Configuratorのサイトを開く
2.キーボードの種類を選ぶ
キーマップを変更したいキーボードを選んでください。キーボードによっては名前と表記が異なるものがありますのでご注意ください(Corne Cherry, Corne Chocoklateは crkbd/rev1です)。
3.レイアウトを選ぶ
レイアウトを選びます。一つしかないものはそのままで大丈夫です。レイアウトを選ぶともともと表示されていたキーマップが消えることがありますが、後の工程で設定するので問題あいりません。
4.名前をつける
5.キーを設定する
キーの設定は以下の3つの方法でできます。
キー設定の操作
ドラッグアンドドロップ
画面下部から設定したいキーを選び、上部のキーボードの設定したい場所にドラッグアンドドロップします。
クリック
画面上部のキーボードの指定したいキーをクリックし、次に画面下部の入力したいキーをクリックします。
キーボード入力
画面上部のキーボードの指定したいキーをクリックして、設定したいキーをキーボード入力すると設定されます。
設定するレイヤーの切り替え
設定するレイヤーは画面左のLAYERから変更できます。
レイヤーキー等の特殊キーの設定
レイヤーを変更したり、長押しと単推しで操作を切り替える等QMK特有のキー設定を行う場合は、画面下部のキーの種類のタブをQuantumに切り替えます。
例えば押している間レイヤー1に移動するキーを設定したい場合には、[MO]をキーに設定します。その状態で移動するレイヤー(今回は1)を入力します。
個々のキーコードについてはこちらを参照ください。
5.コンパイルする
設定が終わったらCOMPILEを押します。
以下のような画面が出るのでしばらく待ちます。
6.ダウンロードする
FIRMWAREボタンを押します。
「キーマップ.hex」ファイルというファイルがダウンロードされます。
7.QMK toolboxで書き込む
ダウンロードしたhexファイルをQMK toolboxで読み込み、書き込みます。
その他の機能
キーマップを印刷しておくと便利です。
また、JSONファイルをダウンロードし、保存しておくと、次回の設定の際に今回の設定を読み込むこともできます。
もっと詳しく知りたい
公式チュートリアル
非常にわかりやすいチュートリアルです(英語)
QMKの公式リファレンス
概要、使い方、トラブルシューティングなどが載っています。
その他
できること、できないこと、特殊キーの使い方などがわかりやすいです。
自作キーボード温泉街の歩き方(初心者編)QMK Configuratorを使ってキーマップを書き換えよう
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